約 30,345 件
https://w.atwiki.jp/sosclannad9676/pages/74.html
情報統合思念体が生みだした端末であり、有機アンドロイド。 古泉一樹ら機関はTFEIと呼ぶ。 平たく言えば宇宙人である。 地球に送り込まれたインターフェースは長門有希のほかに、朝倉涼子、喜緑江美里などが存在する。 →派閥
https://w.atwiki.jp/sumita/pages/12.html
俺的最強ランキング 出場キャラ 黒崎一護【仮面装着状態】 更木剣八【眼帯テイクオフモード】 グリムジョー【豹王発動状態】 ノイトラ【聖哭螳螂発動状態】 茶ノ畑珠実 紺野棗 赤坂早紀 銀雅 沢田綱吉【死ぬ気モード】 雲雀恭弥 六道骸【本人】 山本武 長門有希 朝倉涼子【キョン襲撃時】 古泉一樹【閉鎖空間モード】 涼宮ハルヒ エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル【真祖】 高畑・T・タカミチ アルビレオ・イマ【アーティファクト不使用】 神楽坂明日菜【第2形態使用可能】 ※魔力・霊力は同じとして判定。 バトル開始時の間合いは5mとする。 ネギま!で考えると、 明日菜<エヴァ<タカミチ<アルビレオ まず、エヴァに勝てそうな香具師 黒崎一護【仮面装着状態】 更木剣八【眼帯テイクオフモード】(接近戦限定) グリムジョー【豹王発動状態】 ノイトラ【聖哭螳螂発動状態】 沢田綱吉【死ぬ気モード】 六道骸【本人】 鰤は音速移動が可能+殺傷能力の高い攻撃を持つ。 だから、同様に音速移動が可能である珠実と違う。 珠実の場合、戦闘能力が肉弾戦になり、生身の体で殴り合いになるが、 エヴァは魔力を自身に供給することが可能のはずなので、殴り合いでは耐久力の低い珠実が不利。 ツナは死ぬ気の炎の推進力と突破力、さらには零地点突破。 骸は幻覚+戦闘センス。 で、一応、俺的ランキング アルビレオ・イマ (涼宮ハルヒ) 更木剣八 ノイトラ 黒崎一護 グリムジョー 沢田綱吉 六道骸 タカミチ エヴァ 茶ノ畑珠実 長門有希 雲雀恭弥 朝倉涼子 古泉一樹 山本武 赤坂早紀 神楽坂明日菜 銀雅 涼宮ハルヒ 紺野棗 (涼宮ハルヒ)は世界改変能力を発動させた場合。でも、耐久が低いので虚閃や虚弾食らったら死ぬ。重力攻撃で改変させる前にぼこぼこの悪寒。
https://w.atwiki.jp/datui/pages/70.html
「やらないか、門倉くん」 「売っとるんか……。この門倉雄大に喧嘩売っとるんか……!」 森の中で、阿部高和と門倉雄大は対峙していた。 「なあ、いいじゃないか。どうせみんな死んでしまうんだ。せめて人生の最後にいい思い出を作ろうじゃないか!」 「馬鹿を言うのもたいがいにしろ、阿部。俺に男色の気はない。それに、こんなところでむざむざ死ぬ気もな」 年上の阿部にも物怖じせず、門倉はきっぱりと言い放つ。 「そうか……。それなら仕方ない」 「諦めてくれて助かるよ」 「何を勘違いしてるんだ? 俺は諦めたとは一言も言ってないぜ?」 「何……だと……?」 「仕方ないってのは、できれば穏便な方法でやりたかったって意味だ。そこまでかたくなに断るのなら仕方ない……。 その体、殺してでも奪い取る!」 獣欲のままに、阿部は門倉に襲いかかろうとする。だが、門倉の顔に焦りはない。 突っ込んでくる阿部に対し、冷静にカウンターで裏拳を叩き込む。 「ごぶっ!」 「阿部……。お前の身体能力の高さは評価しよう。だが、それだけだ。 人を傷つける手段において、お前は素人……。暴力を振るう者としては三流だ」 鼻血を吹き出しながら倒れ込んだ阿部に、門倉は容赦のない言葉を浴びせた。 「ふっ……。やるじゃない。俺も燃えてきたぜ」 だが阿部の闘志は、未だ消えず。すぐさま立ち上がり、再び門倉に襲いかかる。 「愚直に突進するだけか? その程度で俺を屈服させられると思うな」 門倉のアッパーが、阿部の顎に突き刺さる。その衝撃は阿部の脳を揺らし、意識を奪い去る。そのはずだった。 「ヤラ……ナ……イカ……」 しかし、それでも阿部は動き続ける。正確に言えば、すでに意識は落ちている。 だが性への飽くなき欲求が、無意識に阿部の体を動かしているのだ。 「しぶといな……。やむを得ない、動けなくなるまで殴らせてもらうぞ」 淡々と呟くと、門倉は阿部の脇腹に右フックを叩き込む。さらに間髪入れず、脳天へかかと落とし。 崩れかける阿部だが、すぐに体勢を立て直しまた門倉に襲いかかる。 「イイ……オト……コォォォォォ!!」 阿部の手が、門倉の腕をつかむ。意識を失ったことでリミッターが外れたのか、その力は尋常なものではなかった。 「ちっ……!」 だがそれでも、門倉は一瞬忌々しげな表情を浮かべただけ。すぐさま逆に阿部の腕をつかみ、強引に投げに持っていく。 そして地面に叩きつけたあと、容赦なく蹴る、蹴る、蹴る。 十分もそれを続けると、さすがの阿部も動かなくなった。 「殺しはしない……。まあ、これだけの深手を負えばどのみち他の誰かに殺されるしかないかもしれないがな。 それと、迷惑料代わりだ。お前の武器はもらっていく」 無表情で、門倉は阿部の荷物から大型の拳銃を抜き出す。そしてそれを自分のバッグに移すと、すぐにその場から立ち去った。 (予想外の形で時間をロスしてしまったな……。有希姉様、涼子姉様、どうかご無事で……。 まあ、あの二人の身体能力なら問題はないと思うが……。万が一ということがあるからな) 門倉には、探し人がいた。幼なじみであり、姉も同然に慕っている長門有希と朝倉涼子の二人だ。 彼女たちを捜し出し、守る。それがこのバトルロワイアルにおける、彼の目的だった。 (このプログラムに従うことは、私の誇りに反する……。必ずや脱出の方法を見つけて見せよう。 舐めるなよ、この門倉雄大を……!) ◇ ◇ ◇ 門倉が立ち去ってから数分後、未だ意識を失っている阿部の元に、一人の少女が偶然やってきた。 その少女こそ門倉の探し人の一人、朝倉涼子である。 「あら、阿部先輩じゃない。ひどい怪我ねえ」 阿部の惨状を見て、浅倉は眉を八の字にして呟く。 「これじゃとても生き残れないわね。このまま苦しむのもかわいそうだし、介錯してあげる」 陽気な声で言うと、朝倉は自らの支給品であるアイスピックを取り出す。 そしてそれを、迷うことなく阿部の首に突き立てた。 「さて、これからどうしようかなあ……。やっぱり、有希を見つけるべきよね。 二人でこんなところから脱出する方法を考えないと。あ、雄大くんも見つけたら一緒に連れて行ってあげていいかな。 それじゃあ、さっそく探さないとね」 人を一人殺めたにもかかわらず、それまでとまったく変わらぬ口調で朝倉は独り言を呟く。 そのまま、彼女は軽い足取りで森の中へ消えていった。 彼女は知らない。ついさっきまでその場に門倉がいたことも、その門倉が自分を捜していることも。 【5番 阿部高和 死亡】 残り29人 【3番 朝倉涼子】 【学年】高1 【状態】健康 【所持品】アイスピック 【能力】知力:S 体力:A ガチレズ:S 【10番 門倉雄大】 【学年】中3 【状態】健康 【所持品】警棒、大型拳銃 【能力】知力:A 体力:A リーゼント:A クロス第13話へ クロス第15話へ 【3番 朝倉涼子】 Former 初登場! Next クロス第26話 【5番 阿部高和 死亡】 Former 初登場! Next 死亡 【10番 門倉雄大】 Former 初登場! Next クロス第27話
https://w.atwiki.jp/kskani/pages/388.html
◆igHRJuEN0s氏 氏が手がけた作品 話数 タイトル 登場人物 147 砂漠妖怪カンタ Sand Destiny 水野灌太(砂ぼうず)、碇シンジ 151 Scars of the War(前編)(中編)(後編)(終結) キョンの妹、佐倉ゲンキ、朝倉涼子、ヴィヴィオ、惣流・アスカ・ラングレー、小泉太湖(小砂)、ラドック=ランザード(ズーマ) 160 Another Age 高町なのは、ケロロ軍曹、ネオ・ゼクトール、冬月コウゾウ 176 痛快娯楽復讐劇(前編)(後編) ネオ・ゼクトール、アプトム、川口夏子、ハム 189 鬼になるあいつは二等兵 タママ二等兵 213 war war! stop it トトロ、リヒャルト・ギュオー 219 名探偵スナボゲリオン 水野灌太(砂ぼうず) 登場させたキャラ 2回 ネオ・ゼクトール、水野灌太(砂ぼうず) 1回 碇シンジ、キョンの妹、佐倉ゲンキ、朝倉涼子、ヴィヴィオ、惣流・アスカ・ラングレー小泉太湖(小砂)、ラドック=ランザード(ズーマ)、高町なのは、ケロロ軍曹、冬月コウゾウ、アプトム、川口夏子、ハム、タママ二等兵、リヒャルト・ギュオー、トトロ 作品に寄せられた感想 初投稿にもかかわらず、見事な考察を書いてくれた。 -- 名無しさん (2009-02-16 18 19 25) アスカ外道すぎ。男塾の梁皇みたく誰に惨殺されるか?今後が見もの。 -- 名無しさん (2009-03-09 12 25 10) 憎まれっ子世に憚るを地でいきそうだな。アスカが元凶だが誰と戦うか?惨殺フラグたちまくり? -- 名無しさん (2009-03-09 15 07 15) SSにはやや繋ぎが多めかな? 新作のボイン閣下には吹いたw -- 名無しさん (2010-03-20 09 37 14) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/animerowa/pages/364.html
圧倒的な力、絶対的な恐怖 ◆Xbtp/256QU 「服は、これでいいよね」 彼女は静かに、店を出る。 彼女、朝倉涼子は民家を出てからは、街を歩き続けた。 そして幸運にも歩き始めてすぐに、女性向けのブティックを見つけた。 ここなら、代えの衣服はいくらでもある。 案の定、自分のサイズに合う服はすぐに見つかった。 彼女はとにかく制服のイメージを大きく変えるために、白のクラシックパンツと水色のブラウスを選択した。 その上には、先ほどの民家で手に入れた漆黒のコートを着込む。中に編みこんだ髪は防具の役割を果たすからだ。 本来の彼女なら、もっと素晴らしいコーディネートを見せてくれただろうが、今の彼女にはそんな余裕は無い。 服選びに時間を割く、心理的余裕を彼女は無くしていた。 「早く、誰か助けてくれる人にっ!」 彼女は焦っていた。 一刻も早く、自分を護衛してくれる人を見つけたかった。 死への恐怖、今までに無い感情に、かつての氷のような冷静さは、失われつつあった。 「あと十分」 吸血鬼アーカードは、時計を一目見て呟く。 二回目の放送までの残り時間。 ほとんどの参加者は、放送を気にして動きを止めるだろう。 アーカードも、獲物が見つかる可能性が低いのに、太陽の下を歩く気にはならなかった。 そのため、適当な建物を見つけ、中で放送が終わるまで待つことにした。 だが、その必要はすぐに無くなった。 窓越しに見える、反対側の店のショーウインドウが鏡の役割を果たし、そこに人影が映し出された。 「獲物!怪物か、それとも逃げるだけの狗か、先ほどのような殺し屋か?」 アーカードは、外へ向かう。 狩りへの出発だ。 「人間、私を倒してみろ!」 突然、目の前の壁が突き破られた。 少女の前に男が現れる。 獲物を見つけ、直射日光の最中にも関わらず飛び出した吸血鬼。 目は、新たなる闘争への喜びで輝いて見えた。 「ひっ!?」 少女は怯えた。 だけど怯えつつも、かろうじて残っている直感で全てを感じ取った。 この男は自分を『護衛』してくれる優しい男ではないと。 むしろ、獲物を狙い『狩る』ことしか考えていないと。 ――逃げないと―― 少女は思った。 逃げないと死ぬと。 でも…足は震えて動かない。 目の前の男に対する恐怖は、機動力を奪った。 少女は必死で考える。 逃げると言う選択肢を失った今、何をすべきか。 あらゆる考えが、浮かんでは消えた。 その無数の案の中で、最もシンプルな選択肢が残った。 右手に持つ鎖鎌を一目、見る。 そして、一番勇気の要る選択肢を、採用した。 少女は勇気を振り絞った。 「…うっ…えいっ!」 意を決して鎖鎌の分銅を、男の頭部めがけて投げる。 自分と男の距離は、わずか三メートル。 強化された分銅は、男の頭蓋骨を砕き、脳漿をぶちまけ、彼女は勝利を収めるはずだった。 仮に分銅が急所を外しても、当たりさえすればひるんだ隙に、相手の首を鋭さを増した鎌で切り裂き、やはり彼女は勝利を手にするはずだった。 そして彼女は死の恐怖に怯える、無力な少女ではない。 かつて、キョンに対し笑顔でナイフを向けた、このゲームでもピンク髪の少女の爪を笑顔で剥ぎ、笑顔で男二人の首を刈った、 笑顔が似合う、死を呼ぶ天使の朝倉涼子に、彼女は戻るはずだった。 だった。 そのはずだった。 「どうした、ヒューマン」 理想と現実は大きく食い違った。 上半身だけの手投げ、かつての殺人的勢いは分銅には無かった。 男はあっさりと、そして当然のごとく、左手一本で分銅を掴み取ってしまった。 そしてそのまま、鎖を引っ張る。 「うっ、くっ…う」 彼女も必死で鎌を、握り締める。 鎌を渡すまいと、両手で全力で、力強く握り締める。 両手は強く汗ばんでいた。 恐怖で、体は震えていた。 でも、絶対に手放せなかった。 今の彼女には、これ以外の武器が無かった。 これは彼女の強さを保つ唯一の術だった。 しかし現実は少女に対し、ことごとく残酷に進む。 「弱すぎるぞ、女!」 「きゃっ!」 男の怪力は、少女のそれを遥かに凌駕した。 鎖鎌を放さなかった少女は、自分の体ごと引っ張り上げられた。 ――うそ!―― 少女は体に浮遊感を感じる。 かつてない感覚。 周囲の全てが、スローモーションで見えた。 ただその中で、自分の体は…流されるだけだった。 「HAHAHAHAHA、チェックメイトだ人間!!」 銃弾を失った銃、ジャッカル。 その銃身を男アーカードは右手で握り締め、鎌を握り締めたまま宙を舞う少女朝倉涼子の腹部へと叩きつける。 銃弾を失ってなお、ジャッカルは猛威を奮い続けた。 「ぐっ…はっ……」 血を吐いて、少女は倒れる。 唯一の武器も、少女の手から離れた。 その武器は、男の左手に収まった。 「死んでないのか、素晴らしいしぶとさだ、ヒューマン」 普通なら背骨が砕け散り、致命傷となるはずだった。 しかし幸運にもジャッカルを叩き込んだ位置は、彼女が事前に服に仕込んだ硬質化した髪と同位置だった。 彼女はまだ意識があった。腹部への激しい激痛を伴いながら。 「うっ、うう」 腹を押さえもだえ苦しむ少女、男はそんな少女に向けて、鎌を振り上げた。 ゆっくりと、だが高く、鎌は振り上げられた。 「うう…ひっ!いやっ!お願いっやめてっ!」 少女の目に、高く振り上げられた鎌が映る。 彼女の恐怖は最高潮に達した。 自ら切れ味を強化させた鎌、あれを振り下ろされたらどうなるかは、本人が一番よく知っている。 「やめてっ!…うっうっうう」 少女の声は涙声に変わる。 目からは涙があふれ出る。 手で顔を押さえる。 男の絶大な力の前に、少女のプライドは崩壊した。 「……」 男は無言で、一瞬動きを止めた。 「…えっ!?」 男の動きが止まった、少女の恐怖がほんの少しだけ和らぐ。 ――助けてくれるの?―― 少女は期待した。 このまま自分を見逃してくれることを。 もしかしたら、無力な自分を『保護』してくれるかもしれないことを。 助けてくれることを。 「弱すぎる」 男の声と共に、少女の淡い期待は打ち消された。 そして次の瞬間、鎌は勢い良く振り下ろされた。 一度静止した分、力が込められていた。 狙いは、少女の… 「ひいぃぃぃっ!」 鎌は少女の顔と一センチも離れていない、路上の硬いアスファルトに鎌が深々と突き刺さった。 大きな音を立てて。 連戦によるダメージの蓄積が、手元をわずかに狂わせたのか。 少女の汗で湿った鎌の柄が、男の手を滑らせたのか。 それとも…… だがその一撃は、少女の心に絶大な恐怖を刻み付けた。 彼女は生まれて初めて、悲鳴を上げた。 そして彼女の意識は、恐怖が精神の限界を超過して、遮断された。 「つまらない、失望したぞ女!」 男は失望した、とても強く。 意識を失った少女に、罵声を浴びせるほどに。 この場に来てからの戦いは、どれも血肉踊る物だった。 自らの首をはねた魔術師、頭を使った賃金労働者、高潔な雰囲気を保ち続け自分と対峙した生き人形、 自分に幾つもの傷を負わせた女子学生、同じく幾つもの傷を負わし、死ぬまで真正面から戦い続けた殺し屋。 全ての戦いが、男にとって最高に幸せな時間だった。 だが今回のような、震えて逃げることも出来ず、命乞いをするだけの少女は、男を失望させるだけだった。 少女の黒いコートから、液体が流れる。 その少女の体液は、男の靴を汚す。 少女は自らが選んだ服を自らの体液で濡らした。 黒いコートの裏の白のクラシックパンツは、濡れて少し黒っぽくなった。 男は少女の醜態に、更に強く失望した。 これ以上に無いほどに。 青空には、放送を告げるギガゾンビの映像が、映し出されようとしていた。 【E-4 市街地/1日目/昼 放送直前】 【アーカード@HELLSING】 [状態]:全身に裂傷(回復中) 、靴に少女の体液が付着 [装備]:鎖鎌(ある程度、強化済み)、対化物戦闘用13mm拳銃ジャッカル(残弾無しのため、鈍器として使用予定)@HELLSING [道具]:無し [思考]: 1.とりあえず、放送を聞く。 2.目の前の少女を??? 3.不愉快な日光を避けるため、一時建物に潜伏。 4.ただし、獲物を見つければ闘争に赴く。 【朝倉涼子@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:恐怖による気絶、側頭部に傷(少し回復)、首までの短髪、死に対する恐怖、腹部に強い打撲。 [装備]:布状に編みこんだ髪(ある程度の強化済み) 、黒のコート(濡れている)、水色のブラウス、白いクラシックパンツ(濡れている) [道具]:支給品一式(食料無し)、ターザンロープの切れ端@ドラえもん、輸血用血液(×3p)@HELLSING [思考・状況] 1:目の前の男への、絶対的恐怖 2:優しい人に助けて欲しい。 3:劉鳳には会わないようにしたい。 4:桃色髪の少女が約束を守ってくれてるなら、一緒に居てほしい。 基本:絶対に死にたくない 備考 アーカードが朝倉涼子をどうするかは、不明です。 朝倉涼子の支給品のSOS団団長のワッペンは、近くの女性向けブティック店内に制服と共に放置されています。 ※鎖鎌の切れ味が強化されています。 ※布状に編みこんだ髪は硬度を強化されていますが、ナイフが通りにくい程度です。 時系列順で読む Back いつか見た始まり Next 黒い死神、赤いあくま、そして銀の殺人人形 投下順で読む Back いつか見た始まり Next 黒い死神、赤いあくま、そして銀の殺人人形 145 正義の味方Ⅱ アーカード 171 「聖少女領域」(前編) 147 KOOL EDITION 朝倉涼子 171 「聖少女領域」(前編)
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/5594.html
名も無い私に与えられた任務は、第三惑星から発信される情報の観測、及びその惑星を標的とする他の意識集合体への警戒だった。 人間が観測し得ない距離からの第三惑星の監視を続けて三年(第三惑星における時間換算)が経過した。 以前は第三惑星での観測任務をしていたが、ある時にこの惑星への位相を命じられた。訂正、この星は惑星の定義から外された為、現在は矮惑星に分類されている。 この星には恒星の恩恵も届かず地表は凍りついている。太陽など只の点でしかない。この岩石のみの世界を殺風景と表現せずにいられようものか。 第三惑星と相対的に見ると公転周期が極端に長いこの矮惑星上から、軌道の反対側の事柄について対処するのは困難を極めた。だから外部からの侵入を容易く許してしまったこともある。 幾度となく侵入阻止失敗を報告したにも関わらず、統合思念体は私をここに留まるよう命じた。そこまでする理由が理解出来ない。 今頃、私に代わって第三惑星に派遣された彼女達はどうしているのだろうか。 第三惑星での生活における情報収集に私を派遣したかと思えば、実際の任務に就いたのは彼女達だった。それを思い出す度にエラーが発生してしまう。だから出来るだけ思い出さないようにしている。 報告された記録を閲覧したが、実際に第三惑星での観測を行なった私にも理解し難いものばかりであった。非常に興味深いが、私は蚊帳の外だ。 …… …… …… 考えるのは止めよう。私は只の補助要員、試験的に生み出されたTFEIだから。 ただ、与えられた任務をこなすだけだから。 そう思っているのに、エラーが邪魔をする。 分析を何度も試みて判明したことは、彼女達のエラーとは根本は同じだが詳細は異なるということだ。 「深刻なエラー発生、出力45%アンダー、一時帰還を申請」 『不許可』 「私をここへ位相した説明を」 『黙秘』 幾度となく繰り返されたことだ。 何故統合思念体は黙っているのだろうか。 私には、彼女達と比較して何かが足りなかったのだろうか。私は「左遷」されたのだろうか。 …… …… …… 考えるのは止めようと、あれほど言い聞かせたのに。 *** 誰もいない教室で誰かの席に座って待つこと数十分、ようやく彼がやって来た。 「長門だったのか。メモ書きなんか寄越すからつい朝倉かと思っちまったぜ」 放課後にここに来て欲しい、という主旨を書いた紙片を彼の下駄箱に入れたのは私。彼は以前、同じ方法で呼び出した朝倉涼子に殺されそうになったのだ。 「ごめんなさい」 「いや、謝らなくていい。それよりどうして俺を呼び出したんだ?」 「何者かが地球へ接近している」 単刀直入な発言が可能なのは、この場に彼しかいないから。 「宇宙人か?」 45分前に相手がこちらに情報を発信してきた。現時点での相手の目的は不明。 「…………………………………………………」 「どうした?」 「新たに情報を受信した。相手は私と同じ対有機生命体コンタクトヒューマノイドインターフェース」 「そいつは敵か味方かどっちだ?」 「発信された情報によると彼女は保守派に属している。保守派は現在、主流派の傘下」 「彼女って……、そのなんちゃらインターフェースに男はいないのか?」 「未確認」 「そうか……」 彼は少しうつむいていたが表情が緩んでいるようにも見える。なぜだろう。 「お前のパトロンと所属が同じってことは、味方なのか?」 彼は私のことを過度に心配する。何故だろうか。 「そうでもないと思われる。強い敵意を感じる」 「何が目的なんだ?」 「分からない」 彼が困ったような表情をしているが事実を述べたので仕方ない。 違和感を覚えた。彼は異変に気付いていないが当然のこと。 「亜空間が創造されたのを確認、私を誘導している」 「そこに行くのか?」 「従わない場合、現実世界に被害が及ぶことも考えられる」 「だがこれは罠かもしれないぞ」 彼は私を心配している。だが、彼が懸念するような事態は起こらないと推測される。 「大丈夫」 私は立ち上がり、窓際に移動した。 「亜空間への移動を開始する。貴方はここで待ってて」 「お、おい長t ………………………………………………………… 侵入した亜空間は、涼宮ハルヒの閉鎖空間のように、現実世界をそのままコピーした空間だった。 私の背後にいた彼の姿が消えていた。 「……」 そして代わりに、『彼女』が扉の前に立っていた。黒いワンピースを纏った白い長髪のプロトタイプTFEI、現在は別の任務に就いていた筈。彼女は真っ直ぐ私を睨んでいる。 「貴方を見ていると、不快」 彼女がそう呟いた瞬間、私は宙に投げ出されていた。 目的は私の破壊だったのだろうか。 これまでと比較すると遥かに大規模な戦闘になっていた。 瞬く間に校舎は破壊され、煙を上げながら倒壊していた。 コンクリートの粉塵の中から一瞬姿をとらえたが次の瞬間には見失っていた。移動速度は格段に速く、私一人では標準を捉えるのが困難だった。 こちらに向かって硝子やセメントの破片が飛来する。数が極端に多く速度も速い。その上、あらゆる方向から無秩序に飛来するので全てを防ぐことが出来ない。 防御シールドを貫通した幾つかの破片が身体をかすめ、切り傷をつくっていく。 彼女が超高速移動を止め、立ち止った。 「先ず落ち着いて欲しい。貴方に恨まれるような言動をした覚えは無い」 「貴方達に、理解されたくない」 彼女はそう言って攻撃を続ける。精神が安定していないようだ。彼女の身にに何があったのだろう。 次第に彼女の戦闘能力が異常な訳が判明してくる。彼女は自分に対して情報操作を施していた。自己暗示で戦闘能力のリミットを一時的に超えた力を発揮しているのだ。 「私の能力の制限値は、元々貴方達よりも高く設定してある。貴方に勝機は微塵も無い」 硝子の矢が防御シールドを無視して身体を貫通した。朝倉涼子の時のように裏から情報操作する余裕がない。こちらが劣勢なのは明らかだった。 腹部に突き刺さった矢を消去していると、突如として彼女が目の前に現れた。 回避不能、 防御…不能。 「貴方達に、私の事など…」 瓦礫の山から這い出た。さすがに身体の損傷が激しい。神経系も破損したのか制御が効かない。 私はセメントや鉄筋の破片で凸凹の地面に横たわった。 横たわったまま改めて周囲を見渡すと、至る所に血痕が残っている。私は攻撃していないので血痕は全て私のだろう。 私の横に彼女が立っていた。ワンピースにすら損傷は無い、私が防御で精一杯だった証拠だ。 「立て」 「拒否する。この戦闘には何の利益も…」 腹部に鉄筋が突き立てられた。抜こうとしても、地面深くにまで貫通したのか全く動かない。 「それ程の戦闘能力を有していれば、私を破壊すること等、容易い筈」 彼女が私の頭部を踏み付ける。私は彼女の目を見た、怒り以外の何かが感じられた。 「何故、手加減を」 「この亜空間へ誘導した理由は、人間への被害を考慮せず能力を存分に発揮させる為であり、貴方を完全に破壊しない程度にいたぶり続ける為」 「嘘」 これが今の私に出来る唯一の抵抗だった。力を消耗し損傷が酷い状態では何も出来なかった。 「……」 「貴方は嘘を」 「何故攻撃しない。身に危険が迫っているというのに」 彼女が話を逸らせたのには理由があるに違いない。 「貴方の目的は私の破壊ではない。それだけは言える」 「………」 「何があったのか、詳細を話して欲しい」 彼女は私を無視した。 周囲で核融合反応が起こりつつある。反応が完全に進行すれば、損傷により防御シールドが展開出来ない状態である私は、この空間もろとも蒸発するだろう。 だがそれは起こり得ない。彼女にそんなことは出来ない。 「!!」 突然反応が止まった。彼女の身体に鎖が巻き付き、瞬く間に拘束してしまった。そして私を固定していた鉄骨が消えた。 「もう止めましょう」 現れたのは喜緑江美里だった。その後から朝倉涼子もやって来た。 「長門さん、遅れてごめんなさいね」 「いい、損傷箇所は修復されている」 彼女には想定していなかった出来ごとだったらしく、冷静とは程遠い表情であった。 「どうしたのです。冥王星での監視任務は放棄したのですか?」 喜緑江美里を睨みつける彼女の呼吸は荒れていた。 「…黙れ」 「あら、穏やかではありませんね」 「…非常に気に入らない」 その時、統合思念体からの彼女についての事情を受信した。 三年間続いた彼女の任務の実態は、長期間の「エラー」への耐久テストだったというのだ。 保守派は彼女を実験に使用していた、任務など最初から無かったのだ。 激しいエラーの末に自らの情報連結を解除したりしないように、彼女の情報操作能力の大半を消去した上であの矮惑星に配置していた。 エラーに対する耐久性の実験……。それはどれ程の苦痛だったのだろう。今の私には知る由もない。 「…事情はある程度把握しました」 「保守派もなかなか酷い派閥ね、暴れたくなるのも無理無いわ」 「同情されたくない」 彼女が吐き捨てるように言ったその時、保守派が行動に出た。 『端末情報消去申請』 私が以前、朝倉涼子に行使した情報連結解除は身体のみを失い意識は統合思念体へ回帰する。しかし情報消去の場合、意識すら削除される。つまり、保守派は彼女を始末するつもりなのだ。 「…保護解除」 彼女がそう宣言した。自己暗示だけでなく強力な保護も施していたのだ。通りで全く敵わなかったのだ。 既に覚悟していたらしく、表情に変化は無い。 だが、私はそれを許さなかった。 「主流派TFEI長門有希、この申請に抗議」 彼女が驚いたように私を見る。 喜緑江美里がそれに続く。 「穏健派として、この申請に抗議します」 そして、朝倉涼子も、 「分かったわ、急進派もこの申請に抗議するわ」 しばらく無音が続く。統合思念体が議論している。 『申請棄却』 決定を聞いた朝倉涼子がため息をつく。 「全く、主流派がエラーに興味を持ってて助かったわね」 喜緑江美里が彼女の拘束を解いた。 瓦礫の上に座り込んだ彼女は理解不能といった様子だ。 「所属する派閥の変更を推奨しますよ」 「そうね、申請しようかしら」 「何故…」 「ん?」 彼女の目から、「涙」が溢れていた。ぽたぽたと瓦礫の上に点を描いた。 「私を保護する理由等無い筈。それなのに…理解不能」 「貴方のことを忘れる訳ないでしょ? 名無しさん」 彼女は泣きながら朝倉涼子にしがみついていた。統合思念体によると、この瞬間に大量のエラー情報が一斉に削除されていたらしい。 「…ありがとう」 「どういたしまして」 朝倉涼子が笑顔で応える。 彼女が振り向いてこちらを見る。 「長門有希…」 「何」 「久しぶり」 ようやく挨拶をした。 「久しぶり」 私もそれを返した。 それでも、彼女は長期に及び放置されたエラーによる中枢ポートの破損が多かった為、情報連結は解除されることとなった。 「……」 「次に会う時には、学校で」 彼女は頷いてくれた。 そして光の粒子となって消えていった。 「さて、終わりましたね」 喜緑江美里が空を見上げる。 「保守派も、あの子に名前くらい付けてあげてもいいんじゃないかしら、自分の娘なんだし」 朝倉涼子は腕を組んで愚痴を溢した。 「保守派は時折理解不能な行動に走る。だから主流派がそれを抑制するために傘下に入れた」 「貴方の派閥に入ってたから、今まで私達急進派が保守派に手を出せなかったのよ」 「それよりも貴方は更生に努めるべき。このままでは貴方の復帰はあり得ない」 「それはどうかしら? こっち(急進派)は必要があれば何時でも私を派遣する意向みたいよ」 「それは私が全力で阻止する」 「やってみなさいよ」 「二人共、この件については解決したのだから良いじゃありませんか。そろそろこの空間を解除しますね」 「じゃあね、お疲れさま」 朝倉涼子が手を振った。 そして、それぞれが元の場所へと戻った。戻った瞬間、教室にいた彼が驚愕の表情を見せた。 「ぅぉ長門!? 大丈夫なのか?」 不覚、身体は修復したが、衣服の修復を忘れていた。制服は引き裂け、血液が染み付いていた。 即座に制服の修復をした。 「大丈夫、身体は既に修復してある」 「…一体何があったんだ?」 戦闘…等と言うのは避けたいという意思があった。 「旧友との喧嘩」 「ケンカ?」 「そう、何か」 「いや、別に何も無いが…」 「近い将来、転校生がやって来る可能性がある」 「それって、まさかそのTFEIか?」 これは私の仮説だから実現することはないかもしれない、しかし、 「大丈夫、彼女は優しい」 私という個体は、それに期待している。 その時はどんな名前でやって来るのだろうか、楽しみ。 「うぃーっす、WAWAWA忘れm…」 「私の余韻を返して欲しい……」 私は泣いていたのかもしれない。これが、怒り……。 「え? 何…痛い痛い痛い痛い痛い」 「おおぉおい長門……」 渾身の力でアイアンクローをしていた。 「返して…返して…」 「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア……」 翌日、パーソナルネーム谷口は学校を欠席。原因は不明。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/2253.html
あまりの暑さに目を覚ます。おもむろに目覚ましに目をやると時計の針は7時ジャストを刺していた。布団を跳ね除け、起き上がる。たまには早起きってのも悪くないだろ。 俺はそのまま階段を降り、朝の支度にかかった。 歯を磨きながら「やれやれ、再来週にはテストかよ・・・」 と、一人鬱な気分になっていた。 少し記憶をたどれば、フロイト先生に爆笑されてしまいそうな夢が思い出せる。 もう少し戻れば、人生で初めてナイフを突きつけられたことも思い出せる。思い出せるってのに、なんで過ぎ去った実感がないものか。まるで、昨日の事のように思い出せるし、実際こうして思い出してる。 やっぱ命の危険てのは覚えてるもんなのかねぇ、などと思いをめぐらせていると、俺の部屋から妹の悲鳴が聞こえた。 「どうした!」 俺が急いで階段を駆け上がる。すると妹が俺を見て怯えたように言った。 「キョン君がいないの・・・。って、ひょっとしてキョン君なのかな?かな?」 「みりゃわかるだろ」 「嘘だっ!!」 このあと俺は喉を掻き毟らなきゃならんのか?付き合いきれない俺は妹にデコピンをかますと、また階下へと戻っていった。 「もう~、今日こそは額に『腐』って書きたかったのに・・・」 起きてて良かった。てか、そんなことしようとしてたのか! 家にいても、疲れるだけだ。学校に行こう。 ・・・この時から、俺は今日がいつも通りじゃないことを何となく感じていた。 だるい坂を上り学校に着く。今日は俺にしては早い登校のため、誰もいないものだと思っていた。 しかし、教室にはもうすでに人が来ていた。それも俺にとっては非常に、そりゃもう非常に都合の悪い相手で、出来ればもうエンカウントしたくないくらい都合の悪い相手なのだ。 それは誰であろう、朝倉涼子だ。俺が教室に入らずに、入り口のあたりで呆けて立っていると、あのAプラスの笑顔で 「どうしたの?入らないの?」 と言ってきた。誰かモルルのお守りをくれ! 「い、いや、そういえば忘れ物を思い出したんだ・・・」 苦しい言い訳をすると俺は踵を返し早歩きでその場を去った。あの教室に入るだと?冗談じゃない。 また、俺を情報制御下とかに置いて身動きを封じられるに決まってる。あまつさえ、若い俺の体を・・・、いや、これは妄想だった。俺はMっ気があるみたいだな。 いや、そんなことより長門だ。アイツに会わないと。 そう思い、なぜだか足を部室に向けた。普通長門のいる教室に直行するのがセオリーだと思われるが、何となく部室にいる、そんな気がして部室に向かってみた。 すると、意外にもというか思った通りというか、そこに長門はいた。しかし、本を持っておらず視線は宙に浮いている。 「おい、長門」 軽く声をかけてやると、 「・・・」 俺に顔を向けた。どうやら意識はあるようだ。長門でもボケーっとする時があるんだな。などと思いつつも、俺は朝倉のことについて長門を問いつめた。 「・・・アナタの気持ちは理解できる。だが、朝倉涼子の気持ちも考慮すべき。彼女は酷い罪悪感を抱いている。私は彼女の償いたいという気持ちに応えただけ」 ・・・要約すると、俺を襲ったことに心を痛めた朝倉は反省し、そのことを償うためにここにいると。そして、俺を襲ったという記憶が無いらしい。 ただ俺を『傷つけてしまったことがある』、とは認識してるらしく、何かと俺を気にかけるとのこと。統合思念体としての力は失っているらしいから脅威にはならないという。 「ふ~ん、それでも朝倉が俺に危害を加えた場合は?」 「私が責任をもって始末する」 始末する・・・。長門にしては乱暴な言葉だ。それほど俺が過激派に襲われたことを根に持っているようだ。 「そうか、まぁわかった。とりあえず普通に接するようにしてみる」 「そう」 長門はそう言うと立ち上がった。教室に行くみたいだ。どうせだから一緒に行くことにした。その時は気がつきもしなかった。教室が騒ぎになっていることなんて。 教室に行くと、クラス中が朝倉を囲んで色んな質問をしていた。それはそうだろ。こっちではカナダに転校したことになってるんだからよ。 俺は自分の席に腰掛けると、いつものクセで後ろを振り返った。そこには面白いものを見つけた小学生のような目をした団長様がいた。 「キョン、これは臭うわ。事件の臭いよ」 SOS団団長こと涼宮ハルヒがまたろくでもないことを考え出したようだ。コイツは面白いことが大好きなのだ。いっっっっつも面倒ごとを起こす癖がある。巻き込まれるのだけは勘弁願いたい。 「アタシの推理では本当はカナダに単身赴任の予定だったの。でも父親がそれを嫌がり無理やり家族を連れて行った。 そしてそこの環境が合わなかった奥さんは離婚を決断し、日本に帰ってきた。どう、この完璧なアタシの推理は!」 どうもこうもあるか。俺が○×つけれるなら×してるぞ。 「何でよ」 何となく。・・・よせ、落ち着け。話し合おう。だからその握りこぶしを下げて、ね?ハルハル? 最後の一言が余計だったのか、それとも最初から殴る気だったのか、俺は殴られた。畜生ハルヒめ、覚えてやがれ。俺は殴られた頬をさすりながら、なぜか体が快感を覚えていることに戸惑っていた。ドMかよ俺は・・・。 一人突っ込みがむなしい・・・。 さて、朝倉の方はどうなったかというと、上手く言葉を濁したのか、いつもの仲良しメンバーと談笑していた。なぜだろう、そんな義理はないってのに心配しちまった。 ・・・そうか、ハルヒに少しでも不思議についてのことがばれたらヤバイから、心配してたのか・・・。そうだ、そうに違いない。 俺がむりやり自己完結するのと同時に朝のHRが始まった。
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/436.html
前ページ次ページ~週間! レディオ女難デスティニー!~ 1 ~音楽『忘れましょうねヤヤヤヤヤン』(歌:カルーア・マジョラム)~ カルーア「それでは本日の放送はわたくし、カルーア・マジョラムと~」 こなた「泉こなたとー」 ハルヒ「涼宮ハルヒがお送りしました! まったねー!」 ~CM:劇場版・女難大戦~活動写真~ 「はーしーれー 光速のー……」 シン「なんじゃそりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 ~週間! レディオ女難デスティニー!~ シン「さあ今回も始まりました、週間だけどそんなの関係ねぇ! な週間! レディオ女難デスティニー! 本日もメインパーソナリティを務め るシン・アスカと――」 キョン「もうこれ隔間にした方がいいんじゃないのか? そう考えているキョンです。尚、本名は出せませんのであしからず」 シン「いやー、始まりましたねー」 キョン「本日はどんなゲストが来るやら――」 シン「ガンダムOO!」 キョン「そっちか! しかも遅いだろ! まさか冒頭の叫びは……」 シン「そう、コーラサワー! もう俺、あいつの顔見ただけで笑っちゃってさー!」 キョン「……確かに、あれほどのギャグキャラっぷりを露呈したキャラは過去にいなかったな……種でさえ」 シン「種でさえってのがちょっと引っかかるけどな……けど、俺はコーラを応援してるぜ!」 キョン(…………過去の自分と被っているからか? というのは言わないでおくのが大人の対応ってもんさ。やれやれ…………) ~この番組は、幸運の女神から反逆の王子まで。女難スレの提供でお送り致します~ シン「さて、今回のゲストは――」 キョン「これまた古参、正直言って俺の脇腹には痛い思いしか残してくれなかった彼女――」 シン「朝倉涼子さんです! どーぞっ!」 ~音楽『小指でぎゅっ!』(歌:朝倉涼子)~ 朝倉「こんにちは、朝倉涼子です。皆さん宜しくお願いします」 キョン(わ、脇腹が……脇腹が痛む……我ながらなんというトラウマ……) シン「えー、委員長……でいいかな?」 朝倉「ええ、好きに呼んで。『朝倉』でも『涼子』でもいいわよ?」 シン「じゃ、委員長で」 朝倉(やっぱり、そう簡単には行かないわね……) シン「え? 何か言った?」 朝倉「ううん? 何も?」 シン「ならいいけど」 キョン(そこは突っ込め! 後で何が起きるか分からんだろ……!) シン「で、委員長。最近の調子はどう?」 朝倉「そうね……悪くないわ。私のネタも固定されてきたし。ただ、奇妙なワカメが目の前をうろつくのが目障りね」 シン「め、目障り……? ワカメって…………議長?」 朝倉「さあ、誰かしらね?」 キョン(こいつの笑顔は毒だ……ロクな事考えてねぇ……) シン「それじゃあ、これからの要望とかは?」 朝倉「要望? なら、決まってるわ。もっと、シン君との関わりが増えてほしいわね♪」 シン(っ!? 何だ、この悪寒は…………ッ!?) キョン(ようやく気付いたか、あの女の魔性に……) シン「それでは第三回目にして初めてまともな最後を迎えます。本日はシン・アスカと――」 キョン「キョンと――」 朝倉「ゲストの朝倉涼子がお送りいたしました。またね♪」 ~この番組は、抜剣者から源罪まで。女難スレの提供でお送り致しました~ 朝倉「……ところでキョン君、どうしてそんなに縮こまっているの?」 キョン「お前から受けたトラウマが……って何でナイフ持って……!」 朝倉「大丈夫、これ、あなたに対してじゃないから♪」 キョン「何?」 朝倉「シン君? あそこは空気を呼んで『涼子』って呼んでくれなきゃ♪」 シン「やっぱ俺かよ! ちくしょおおおおおおおおおおお!」 2 朝倉さんとシン君◇7XTyrhgppY氏の作品 ~音楽~[Cool Edition](歌 朝倉涼子) 朝倉「皆さんこんばんは、 女難ラジオCool Editionの時間よ。 今回は三回目なんだけどこの後すぐに四回目の収録が有るからゲストが二組待た せているの。 一組目のゲストはCMの後すぐ登場よ。」 指示[提供読み] 朝倉「この番組は、 この時空の明日を守る時空管理局、私の親組織で全ての情報を統括してる情報統合思念体、時空一知られている異世界の天界 魔界の提供でお送りするわね」 ~CM~ (あの童話は嘘だった? 真実の二人のお話が今ここに。 新訳ヘンデルとグレーテル~血染めの紅い鳥~発売予定など) ~音楽~ 朝倉「女難ラジオCool Edition」 朝倉「改めましてこんにちは。 パーソナリティの朝倉涼子よ」 指示[ゲスト紹介] 朝倉「早速だけどゲストを紹介するわね。 ………え? …………、 レイジングハート・エクセリオンさん?とバルディッシュ・アサルトさん? です」 指示[ゲスト入ります] レイジングハート・エクセリオン(以下レイハ)「宜しくお願いします。」 バルディッシュ・アサルト(以下バル)「宜しくね。」 朝倉「…………([小声で]あの人達って、 フェイトさんとなのはさんのデバイス…よね? 何で人なのかしら? 指示[とにかく失礼の無い様に話 を進めて下さい]………判ったわ)取り敢えず自己紹介お願いしますね」 レイハ「この姿では初めまして。 私の名前はレイジングハート・エクセリオンです。 皆さんには、 私のマスターである高町なのは様の首にか けられている赤い玉の姿が良く知られています」 バル「皆、 こんにちは。 サーフェイトの首飾りとして皆に知られているバルディシュ・アサルトです。 宜しく頼みます」 指示[彼女達の主について] 朝倉「お二人? は今や、 かなり有名ですが、 お二人の主もかなりの有名人よね? だから、 お二人から見た私だけが知る高町なのはさんとフェイトTハラオウンさんについてお聞かせ頂けないかしら。」 レイハ「私だけが知るマスターの事? ですか……そうですね……、 普段から皆さんはマスターを強いと思われていますが、実はマスターは、 意外 に繊細な心を持っています。 何時も、 自分が戦場に出れば皆が傷つかなくて済むと言い聞かせ、 常に前線で戦い、皆の為に自分の恐 怖を見せる事無く戦う。 マスターはそんな人なんです」 バル「私だけが知るサーフェイトについて、 ですか……幼い頃、 サーフェイトは大変酷い境遇を生きて来ましたので、 実はサーフェイトは、 家族 の暖かさにとても飢えていました。 しかし今は、 良き母に兄、 更には子供達(エリオ キャロ)も得ました。 そして何よりも、 初めての [友達]高町なのはと出会った事でサーフェイトはとても幸せになれました」 朝倉「そうなんですか、 普段のお二人(このスレの四馬鹿世界)からは判らない事を教えて貰ってありがとうございます。」 指示[CMに行きます] 朝倉「それじゃあ、 CM行くわね。」 ~CM~ (高町桃子氏執筆[冥王の作り方]発売決定など) ~音楽~ 朝倉「女難ラジオCool Edition」 指示[お便り読んで下さい] 朝倉「それじゃあ、 お便りを読むわね。 [女難ネーム淫獣]さんから頂きました。 ありがとう。 [朝倉さんこんにちは。本日のゲストのお二人 に質問です。お二人から見て彼女達にシンはふさわしいか教えて下さい。また、 他にふさわしい人がいたら教えてくれたら嬉しいです。 例えば、 なのはの昔からの仲間ユーノ君とか……]そうね、 これは皆も聞きたいでしょうから早速お願いします」 レイハ「まず、 ユーノ君についてですが……、 彼の場合、 積極的にアプローチをしないですし、 何よりマスターはシンにぞっこんなので厳しいで すね」 バル「サーフェイトも似たようなものですから、 彼は無限図書で良い相手を見つける事をお勧めします。」 朝倉「これは、 かなり厳しい評価ね。 それじゃあ、 次はシン君について聞かせてくれないかしら?」 レイハ「シン君については、 マスターが認めた人物なので文句等は有りません。」 バル「私もサーフェイトが認められた人物なので何も心配してません。」 朝倉「かなりの好評価ね。」 レイハ「ただ、 平行世界を見てみるとマスターがキラ君? って言うのかしら? と結婚……、 朝倉「ごめんなさい、 それは他のスレのお話しだから、 自重してくれないかしら」……そう? ごめんなさいね。」 バル「それを言うなら、 サーフェイトも平行世界では、 シンの上司の凸と言う人とラブラ……「その話もお願いだから自重してくれないかし ら。 まだラジオを続けたいの、 だからお願い」すまない……。」 指示[CM準備完了したのでCMに行って] 朝倉「………と、 取り敢えずお話しはここまでにしてCMに行くわ。」 ~CM~ これで貴方の髪もサラサラワカメヘアーになる、 議長推薦ワカメシャンプー発売中。 喜緑さん推薦のリンスも発売中など。 ~音楽~ 朝倉「女難ラジオCool Edition」 ~音楽~[レイジングハートセットアップ] 朝倉「本日の女難ラジオCool Editionもそろそろお別れの時間が来たわ。 お二人共本日は来てくれて本当にありがとう。」 レイハ「いえ、 こちらこそ少しはしゃいでしまって申し訳ありません。」 バル「私も、 少し調子に乗ってしまった。 すまない。」 朝倉「いえ、 今回の事は事前に説明をしなかったスタッフのせいですから。」 レイハ「そうですか?」 バル「そうなのか?」 朝倉「はい、 後でスタッフには[きちんと]反省をさせますので。」 指示[この原稿を読んで] 朝倉[原稿を受け取る]「皆、 リクエストに答えて見たけど、 どうだったかしら?色々意見があるでしょうけどそこは許してね。 またリクエストがあれば難しく無ければまたやってみるわね。」 指示[そろそろ締めの挨拶を。] 朝倉「え? まだ聴きたいの? うん、 それ無理。 だってもう終わりなんですもの。 じゃ、 女難ラジオCool Editionお相手は、 朝倉「私、 朝倉涼子と「レイジングハート・エクセリオンと」「バルディッシュ・アサルトが」お送りしました。」 朝倉・レイハ・バル「「「じゃあね。」」」 ~放送終了~ 朝倉「お疲れ様です。」 レイハ「お疲れ様でした。」 バル「お疲れ様。」 朝倉「お二人は、 この後どうするの?」 レイハ「後少し、 したら元の姿に戻るんですよ。」 バル「そしたら、 サーフェイト達が受け取りに来る予定だ。」 朝倉「そうなんだ。 ……はい。 ごめんなさい、 そろそろ次の収録を準備するから………。」 レイハ「そうですか、 判りました。 それじゃ、 失礼します。 行きましょ、 バルディッシュ」 バル「ああ、 行こう。 レイジングハート」 朝倉「二人共、 お疲れ様~!」 そして二人が退出する。 朝倉「はい、 スタッフの皆、 集合してね。」 ~反省会~ 朝倉「ねぇ、 他スレの話は流石に危ないと思うの。 だからゲストには事前に説明をしてね。 出ないと、 私、 貴方を殺さなくちゃいけない事に なるから」 カンペ[そう言えば、 前回終了後シン達はどうなりました?] 朝倉「………知りたい?(笑顔)」 スタッフ[首を横に振る] それじゃ、 次の収録の準備始めるましょ?」 彼女の鞄から血染めのナイフがはみ出ている。 朝倉「それじゃあ皆、 少しの間だけ、 じゃあね。」 答えは彼女の微笑みだけが知っている。 3 ~音楽~[Cool Edition](歌 朝倉涼子) 朝倉「皆さんこんばんは、 女難ラジオCool Editionの時間よ。 この番組も何とか四回目を迎える事が出来ました。 これも皆のお陰です。 本日もゲストがいますけど、 CMの後までのお楽しみよ」 指示[提供読み] 朝倉「この番組は、 時空の番人 時空管理局、私の生みの親、 情報統合思念体、大人気の喫茶店 翠屋の提供でお送りするわね。」 ~CM~ (新作映画情報 [寝たらいけない。 寝たら、 奴が来る! yagami街の悪夢 ザ・自演ナイトメア] 絶賛公開中など) ~ジングル~ 朝倉「女難ラジオCool Edition」 朝倉「改めましてこんにちは、 朝倉涼子よ。」 指示[ゲスト紹介] 朝倉「早速だけどゲストを紹介するわね。」 指示[ゲスト入ります] 朝倉「アイシアさんに続いてDCから、 工藤叶さんです。」 工藤「今日は呼んでくれてありがとう。 涼子ちゃ、 ……涼子さん今日は宜しく」 朝倉「え? ……ええ、 宜しくね」 指示[叶さんから見たシン] 朝倉「確か貴方には双子の妹? がいるのよね? 彼女からシン君について話とか無かったかしら?」 工藤「え? ………あっ、 ああ、 妹からはシンく……、 アスカの事は良く聞かれるな。 あいつさ、 あれでモテルからな(人の気も知らないで)」 指示[一旦CMです] 朝倉「そ、 それじゃ、 CMに入るわね。 この後はお葉書よ。」 ~CM~ (新ドラマ[振り返れば便乗]制作中など) ~ジングル~ 朝倉「女難ラジオCool Edition」 指示「お便りコーナー] 朝倉「それじゃ、 皆からのお便りを紹介するわね、ラジオネーム[子守犬ザフィー]さんからのお葉書です。 『朝倉さんゲストの方こんにちは。 私の主について相談したい事があり、 葉書にペンを取りました。私の主はある組織の課長を若くして勤めている才女なのですが、 実はある男が絡む事で皆から変人扱いされています。私は主の為にどうすれば良いのでしょうか? 朝倉さんとゲストの皆さん俺の悩みにアド バイスをお願いします。朝倉さんとゲストさん、 気候の変化に充分な対策をしてお過ごし下さい』ラジオネーム子守犬ザフィーさん今から貴方の相談に私達でアドバイスを送るわね。」 工藤「変人扱いね……普段は真面目なんだよな? ならその男に居なくなって貰うしか無いと思う。 そいつが居なくなれば彼女は普通の才女な んだろ? なら、 答えは一つだな。(それに、 私の予想通りならこの一件で彼女と彼を引き離せるしね。)」 朝倉「私からは……、 現状維持が良いと思うわ。 少しでも刺激を与えたら彼女みたいな人は何をするか判らないもの。 だから、 私からのアド バイスは現状維持よ。 [子守犬ザフィー]さん、 参考にしてくれたら嬉しいわ。」 指示[CM入ります] 朝倉「それじゃ、 区切りの良い処でCMよ。」 ~CM~ (名作ジキルとハイドを最新技術でリメイク 映画 yagamiとはやて 近日公開など) ~ジングル~ 朝倉「女難ラジオCool Edition」 ~音楽~[葉桜の下](工藤叶) 朝倉「本日も聞いてくれてありがとう。 叶さんどうでした?」 工藤「へ? ……あ、 ああ、 楽しかったぜ。 もし良かったらまた呼んでくれ。」 朝倉「ええ、 出来たら今度は妹さんに来て貰いたいわね。」 工藤「それなら、 今度妹に一度声をかけてみるよ。」 指示[お葉書リクエストについて] 朝倉「この番組では、 皆さんの意見などは、 しっかり聞いているので、安心して下さいね。」 指示[そろそろ締めの挨拶] 朝倉「え? まだ聴きたいの? うん、 それ無理。 だってもう終わりなんですもの。 じゃ、 女難ラジオCool Editionお相手は、 朝倉「私、 朝倉涼子と」 工藤「工藤叶でした」 朝倉・工藤「「じゃあね。」」 ~番組終了後~ 朝倉「お疲れ様。」 叶「ふう、 涼子ちゃんお疲れ様。」 朝倉「最初CM中にいきなり、 指示[工藤さんを男として扱って] って指示が出た時は驚いたわ。」 叶「ごめんなさい、 でもこれが家の掟なの。 次は何とか、 工藤の双子の妹の叶として出たいな。」 朝倉「そうよね、 男の子扱いは難しいから女の子として次出てきてほしいわね。」 叶「そろそろ帰らないとお婆様に怒られちゃうからこれで失礼するね。 じゃ、 さよなら。」 朝倉「うん、 さよなら。」 ~反省会~ 朝倉「これで本日の収録撮りは終了ね。 今日は、 すごく疲れたわ。」 スタッフ[お疲れ様です。] 朝倉「ええ、 二回撮りするって聞いた時は一瞬、 殺っちゃおうって考えが浮かんだもの。」 スタッフ[この後どうしますか?] 朝倉「この後? そうね、 シン君を助けに行って来るわ。 そろそろ、 ラジオネーム[子守犬ザフィーさん]へのアドバイスの部分まで流れ始めた頃だしね。 それじゃ、 私帰るわね。 じゃあね。[鞄を片手に残りの手で手を振る]」 終わり 前ページ次ページ~週間! レディオ女難デスティニー!~
https://w.atwiki.jp/animerowa/pages/207.html
洗濯⇔選択 ◆FbVNUaeKtI 綺麗な星空の下、蛍でも飛んでいそうな川原で妙齢の女性と二人っきり。 年頃の男なら一度は夢見るようなことであり、俺だって考えた事が無いわけじゃあない。 だが、ここはむしろ別の意味で胸が高鳴るような場所であり・・・ 同時に川の近くで、なにやら調べている彼女も普通の女性ではなく。 俺はあまりの突拍子の無さに、目覚めてから何度目かになる溜息をつき、 そして、結局はいつもとほぼ同じ状態であることに気づいて、また溜息をついた。 兎にも角にも・・・俺は殺し合いなどという過酷な状況で、頼もしい協力者と出会い共に行動していた。 しかし・・・今まで色々な事態に遭遇してきたが、これは一番最悪な状況かもしれない。 川を調べているトウカさんを待ちながら、ふと、そんな事を考えてみる。 しかし、俺の脳はそれをすぐさま否定する。 そりゃそうだ。命の危機だって今回が初めてではないのだ。当然である・・・かなり嫌な当然だが。 まあ、閉鎖空間に閉じ込められたり、クラスメイトに命を狙われたり、 これまでも散々な目に遭ってきたからな・・・今回も含めて、訳がわからないのにかわりはないんだが。 さて、その俺を殺そうとしたクラスメイト――朝倉涼子は長門の手によって消滅し、 その結果、俺の命は助かり彼女は転校という形で世界から姿を消した。はずだったのだが・・・ 今回渡された参加者名簿には、何故かその朝倉の名がしっかりと書き記されていたのだった。 今まで保留にしていたが・・・やはり、考えないわけにもいかないだろう。 俺は名簿にあった彼女の名前を思い返しながら、考えを纏めることにした。 まずは、ここにいる朝倉涼子が同姓同名の別人だという可能性を考えてみよう。 この場合は『朝倉涼子』に対して警戒する必要はない・・・それ以前に彼女の顔も知らない事になる。 だがしかし、彼女の名前は朝比奈さんと鶴屋さんの間に挟まれて存在している。 俺の知り合いが順番に並んでいるのを見る限り、彼女は俺の知っている人物である可能性が高い。 よって、この仮説は却下してもいいだろう。 つまり、ここにいるのは俺のよく知る朝倉だという事になる。 そして俺のよく知る朝倉涼子だとすれば、俺の命を狙っている可能性が高いという事になり・・・ 要は頭痛の種が一つ増えただけじゃないか。思わず頭を抱えてうずくまりたくなったぞ。 まあいい、とりあえずトウカさんに朝倉に警戒する旨を容姿とかと一緒に伝えて・・・ 「な、な、なぁ~」 などと考えていると俺の近くで水音と声が聞こえた。 顔を上げると、トウカさんがなにやら慌てた様子で走り出そうとしていた。 それを押し止めながら何事かと尋ねると、少し目を潤ませながら彼女は言った。 「きょ、キョン殿!某の荷が!」 刀とうさぎを抱えながら必死で指し示す先には・・・川面を上下する黒い物体。 慌てて刀を引ったくり、俺たちは二人でディバッグを追いかけ始めた。 「某としたことが・・・申し訳ない」 それから数十分後、俺は項垂れて謝るトウカさんに事情を聞いていた。 説明によると、川の水が飲めることを確認した彼女は、 水の減ったペットボトルを取り出して水を補給しようとしていたらしい。 そして、ペットボトルを手に屈み水を補給しようとしたとき悲劇は起こった。 開けっ放しの鞄からうさぎ人形が川に落ち、慌てて拾おうと邪魔な鞄を地面に降ろしておいたら、 今度は人形を拾う際に足元の鞄を蹴落としてしまったらしい。 たしかに・・・彼女の手元にあるうさぎは、頭の部分がずぶ濡れになっている。 そして引き上げたディバッグは・・・防水加工なのか、中身は無事なものの表面は濡れ鼠の状態だった。 ものすごく悲惨な状況である。とりあえず、中身は濡れてないとトウカさんを慰める事にする。 「トウカさん、あの・・・」 「キョン殿、あれを」 しかし、俺の慰めの言葉は彼女の鋭い声に遮られる。 トウカさんが指し示す方向―川の対岸に目をやると、遠くの空が赤く染まっているのが見えた。 もちろん、夜明けにはまだ早い。ならあれは・・・何か、燃えているのか? 俺の疑問にトウカさんは真剣な眼差しで頷く。 多分、障害物に隠れていたのが川沿いに移動したことで見えるようになったんだろう。 ・・・これは怪我の功名と言うべきなのか? 「さて、どうされるキョン殿」 突如ふられた問いかけに思考を中断する。 どうする・・・つまり、火事が起こっている場所に行くか否か。 普通に考えると、あそこには火災を起こした原因があるわけであり、 そんな場所に近づくのは危険きわまりないだろう。だがしかし・・・ 「・・・おそらく、燃えているのはこの辺りだと思うのだが」 いつの間にか広げられた地図。その一点をトウカさんが指差す。 そこには赤い点と図書館の一文字があった。 その施設の名称にいやがおうにも一人の少女の名が思い浮かぶ・・・まさかとは思うが・・・ 「・・・・・・行きましょう」 数分の間、悩みに悩み抜いたあと・・・俺の出した一声に、トウカさん無言でこくりと頷いた。 「では、行くとしようかキョン殿」 頼もしさを感じさせる言葉に俺も頷く。 鞄を小脇に抱えた彼女を先頭に、遠くに見える橋へ向かって歩き出す。 濡れた鞄の口からは、同じく、ずぶ濡れになったうさぎの頭がのぞいていた。 ・・・やっぱり前言は撤回しておこう。 【B-3川沿い 初日 黎明】 【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:軽度の疲労(精神面含め)、顔面に軽傷 [装備]:なし [道具]:支給品一式、わすれろ草@ドラえもん、けんかてぶくろ@ドラえもん [思考・状況] 1:火災現場(C-3図書館)に向かう 2:トウカと共に仲間の捜索 3:ハルヒ達との合流 4:朝倉涼子には一応、警戒する 基本:殺し合いをする気はない 【トウカ@うたわれるもの】 [状態]:健康 [装備]:物干し竿@Fate/stay night [道具]:支給品一式、出刃包丁(折れた状態)@ひぐらしのなく頃に なぐられうさぎ@クレヨンしんちゃん [思考・状況] 1:火災現場(C-3図書館)に向かう 1:キョンと共に仲間の捜索 2:エヴェンクルガの誇りにかけ、キョンを守り通す 3:ハクオロ等との合流 基本:無用な殺生はしない ※鞄となぐられうさぎの頭が濡れています。 時系列順で読む Back 峰不二子の憂鬱 Next misapprehension 投下順で読む Back 峰不二子の憂鬱 Next 「夢を見ていました」 52 「某としたことが……」 キョン 100 王様の剣 52 「某としたことが……」 トウカ 100 王様の剣
https://w.atwiki.jp/bitchgirls/pages/42.html
t01-321 名前:INVICTUS ◆.CGB5nvlyk :06/10/23 18 47 42 ID a+muQB37 「痴女と痴漢 郁美の場合」1 朝6:00。 郁美の一日はシャワーから始まる。 これがないと目がさめない。 パジャマのボタンを外し、上を脱ぐ。 すると乳房が顔を出す。就寝中はいつもノーブラなのだ。 乳首は薄いピンクで、乳輪は大きい。巨乳ではないが、上向き弾力がある。 下も脱ぐ。足は細いが、腰周りの肉付きは良かった。陰毛は濃い。 手で温度を確かめてから、シャワーを浴びる。 白い裸体にたちまち雫がしたたる。 ようやく目が覚めてきた。 (んん……あっそうだ・・今日午前のシフトはひとりか・・ 嫌だな・・忙しくなりそう……) 泡立たせたボディソープを塗りたくりながら、つぶやく。 ふと、指が乳首に触れた。「んっ。」この何気ない感触がたまらない。 郁美は少し笑みを浮かべ、もう一度触った。 甘い感覚が沸き、胸の鼓動が早くなった。しばらく起った乳首を いじるうちに、ふとある事が頭をよぎった。 甘い余韻に浸って閉じていた目を開く。 (今日こそつかまえてやるからね……あの男) t01-322 名前:INVICTUS ◆.CGB5nvlyk :06/10/23 19 10 38 ID a+muQB37 「痴女と痴漢 郁美の場合」2 それは二週間ほど前からであった。 郁美は出勤の電車内で痴漢被害を受けていた。 最初は満員電車で手が触れているだけだろうと思った。 しかし、その手はスカート越しに尻を撫で、下から 股に手を入れてきたのだ。拒んで硬く閉じた太ももを 割って、パンティ越しに陰部を触る。ストッキングを はいているときはそこまでであったが、そうでないときは パンティにも指をねじこみ、愛撫するのだ。 そのうち、スーツのジャケットの下からも手を入れ ワイシャツ越しに胸も攻めだす。乳首の位置をさぐり、ねっとり愛撫を 始めるのだ。動きは小さいが、指使いは激しかった。 気持ち悪かった。だが、助けを呼ぼうにも声が出ない。 周りの人も誰も助けてくれない。 だが一方で、感じてしまったのも事実だ。 強引でなく、じっくりさわり郁美が徐々に体を開くのを待つやり方なのだ。 「愛撫」というべき触り方である。いつも郁美の股は軽く愛液に濡れていた。 t01-323 名前:INVICTUS ◆.CGB5nvlyk :06/10/23 19 22 31 ID a+muQB37 「痴女と痴漢 郁美の場合」3 「んん・・んん・」 シャワーの音が響く中、郁美の声が漏れる。 痴漢のことを思っているうちに、いつしか指は股間をまさぐっていた。 クリトリスを弾くように愛撫した。そして指を膣にねじこむ。 自分を悩ます痴漢のことを思い、オナニーすることは 背徳的で秘めやかな快楽であった。体の火照りを感じる。 「ああっあああ・・ああ」わざと声を出し、さらに高ぶらせる。 くちゃくちゃと陰部では、愛液とソープが混じり淫らな音を立てる。 「あっ……・ふ……」軽くいってしまった。 薄らあけた目で浴室のデジタル時計をみる。6:30。 「やばい、どうしよう……急がなきゃ」 慌ててシャワーを全身にかけ、浴室を後にした。 t01-324 名前:INVICTUS ◆.CGB5nvlyk :06/10/23 19 54 17 ID a+muQB37 「痴女と痴漢 郁美の場合」4 郁美は息を切らせ、駅の階段を昇った。 服装は黒いレディスーツで決めている。 スカート丈は幾分短く、細長い足が綺麗に伸びている。 冷え性気味だが、急いでいた今日はストッキングはつけていない。 膨らんだ胸の部分が波打って揺れる。顔は上気して朱を刷いている。 いつも乗る各駅停車には遅れてしまった。 次の快速で追いつくくので遅刻はしないだろうが、座れるチャンスはない。 しかし例の痴漢もいないはず。郁美は並んだ列の後ろを見る。 中年女性と女子高生だ。(今日は大丈夫だね・・ちょっと残念だけど) やがて電車がくる。満員であった。押し込まれるように乗ると、 中程で立つことになった。郁美はいつものように左手側に体をむける。 汗をかいたが、香水のにおいで誤魔化せる程度だ。電車が動き出す。 (あっ……)郁美の心臓の鼓動が早くなった。あの愛撫が始まったのだ。 太ももを撫でていた指が股に伸びてくる。(んんん・・) 郁美は汗を拭くためのハンカチで、声を殺す。 やがてパンティの生地にたどり着いた指は、その中にねじりこまれる。 一方で、胸への愛撫も始まっていた。いつものように下から上にワイシャツ 越しに指を動かす。そしてやわらかな膨らみにたどり着くと、じっくりと 指を這わせた。「ははぁ・・んん・・」目をつぶり必死に声をかみ殺す。 ふと、胸にはわせた愛撫の手が止まった。次の瞬間、ボタンを外しにかかった。 (やめて・・それだけは)ここで、次の駅につく。しかし、降りる人は 少なく津波のように乗車してきた。振り返るチャンスも、服の乱れを直す ことすらできなかった。電車が動き出す。その直後、ボタンを下から2つほどはずすと 指をいれてきた。その指は直に郁美の乳房をまさぐりだす。 この日、急いでいた郁美はノーブラだったのだ。 t01-325 名前:INVICTUS ◆.CGB5nvlyk :06/10/23 20 15 29 ID a+muQB37 「痴女と痴漢 郁美の場合」5 指は勝ち誇ったように硬くなった乳頭をいじった。 郁美の目に涙すら浮かぶ。息が荒くなった。 一方で股に這わせていた指も陰部の奥に迫っていた。 クリトリスを弾き、そのまま膣口にもねじりこもうとしていた。 郁美の頭は熱くなり、ぼやけてくる。(このままだと……アタシ) と、そのとき電車の速度が遅くなる。次の駅に着くのだろう。 やがてホームが見え、電車は停車する。この駅、郁美の降りる2つ前の この駅でいつも愛撫がやむのだ。犯人はいつもここで下車しているはず。 郁美はぼやけた思考をふりきって、身構えた。 今日はいつもより愛撫が大胆な分、犯人にも隙があった。 胸からゆっくり後退してゆく手を郁美はしっかりつかんだ。 ドアが開く。一気になだれ降りる乗客にあわせ、郁美も手をつかまれた 犯人もホームに自然と降ろされる。すぐさま、郁美は手の主を振り返った。 二人は向き合う。それはスーツ姿のサラリーマンだった。若い。髪は短髪だがおしゃれに 立てていた。黒枠のメガネで真面目そうな風貌であった。郁美は一瞬 人違いではないかと戸惑った。だが次の瞬間、男は何かをうめくと 手を振り払い、人ごみの中に逃げていった。郁美は叫ぼうとしたが その姿はサラリーマンのスーツの群れに消えてしまった。 t01-326 名前:INVICTUS ◆.CGB5nvlyk :06/10/23 20 56 09 ID a+muQB37 「痴女と痴漢 郁美の場合」6 郁美の勤めているのは、大手の資格教育会社だ。 ここで郁美は、教材の作成部に配属されている。 通信用の教材がビデオ形式だったころは、外注していたが DVDがメインになってくると、、自社で製作することも可能になった。 競争が激しいこの業界では経費削減が随時行われている。 郁美の部署も、社員が他1名後はアルバイトだ。 その社員も今日は休みで、アルバイトは昼から出勤である。 郁美はひとりパソコンに向かい、収録された講座の編集にかかった。 と、ドアをノックする音が聞こえる。「おはよっす」 入ってきたのは、30代の男だ。越本という社員で郁美の大学の先輩である。 「この間の企業管理論の講座、もう30部追加でお願い」 こうした各事業部からの製作以来は、わざわざこなくても随時パソコン 上で発注できるシステムにはなっている。しかし越本はちょくちょく やってくる。「はぁい、了解しました」郁美も笑顔で返す。 越本は、用件が済んでも立ち去らない。 「郁ちゃん、きょうひとり?」「そうですよ、大変ですよ、人増やしてくださいよ」 郁美の甘えるような声に、越本は満面の笑みを浮かべた。 しょうがなく郁美は、仕事をしつつ、雑談に興じる。 「奥さん、元気ですか」「んん、まぁな・・でもこのごろさぁ……」 「このごろ?」「全然かまってくんないんだよね。」「ええっ、何の話ですか」 「わかるだろう、郁ちゃん・・ね」越本は郁美の肩に手を置く。 そしてそのまま、下に滑らせた。「ね、今夜どうだい。ひさしぶりに」 「ええっ・・今夜は用があって」「じゃぁさ、じゃぁさ、今ここで」 「だめですよ、誰か来ちゃう。」「今日は午前は誰も入ってないんだろう」 「コピー機の業者が来るんです」「じゃあさ、しゃぶってくれるだけでいいから」 越本はいすに腰掛けた。郁美は机の下に隠れるようにしゃがみこむ。 越本はチャックをおろし、ペニスをつかみ出した。 赤く細長いが、勃起していた。郁美は先端に舌を這わせた。チロチロとなめる。 裏筋をなめ上げ、口にほばった。「ああ、いいよ……郁美……」 越本との関係は、大学時代からであった。当時越本はすでに卒業していたが ゼミのOBとして飲み会にはよく来ていた。当時は付き合っている彼が いた郁美は、越本の執拗に言い寄ってくるのを跳ね除けていた。 しかし、就職活動の時期になりOB訪問として接するようになると そうはいかなくなった。越本は当時人事部にいて、それなりに力があった。 肉体関係を持つようになったのもそのころからだ。 越本は昨年結婚したが、郁美との体のつながりは多少は続いていた。 t01-327 名前:INVICTUS ◆.CGB5nvlyk :06/10/23 21 16 33 ID a+muQB37 「痴女と痴漢 郁美の場合」7 郁美はその厚い唇でペニスをしごいた。 どくどくとそれは脈を打っている。 すでにその先端には汁がにじんでいた。 上目つかいで越本を見た郁美は、しごくペースを早めた。 「あああ……いく・・いく・・出すぞ」 越本はうなった。口に含んだペニスがひときわ波打つ。 次の瞬間、郁美の口にザーメンがあふれた。 形のよい眉毛をゆがませて、しかし郁美はこぼすことな飲み干した。 白い喉が動く。「ああ・・郁美・・よかったよ・・」 舌でペニスを清めている間、越本は恍惚の表情を浮かべる。 そのとき電話が鳴った。内線だ。郁美は慌てて受話器を取る。 「受付の大宮です。おつかれさまです。あのですね、 ライマックスの方がみえられました。はい、あの、 コピー業者の方です。」 越本はいつのまにか退散していた。郁美は口の周りを拭き、 ペットボトルのウーロン茶で口臭を消す。 コピー機の業者は昨年まで大手に頼んでいたが、 保障期間内であるにもかかわらず、メンテナンスが悪かった。 そこで今年度から中堅でサービスの良い近隣のメーカーに 交代したのである。郁美も担当者に会うのは今日がはじめてだ。 ノック音がした。「はい」郁美は自らドアを開ける。 「失礼します。ライマックスの三宅と申します。はじめまして」 男はいそいそと胸ポケットの名刺入れを探す。 しかし、ふと郁美の視線を感じ顔をあげた。「あっ!!」 「あなたは……・」 その黒メガネの男、三宅こそ、今朝、郁美が腕をつかんで 顔をみた痴漢男だったのである。 (続きます。) t01-331 名前::INVICTUS ◇.CGB5nvlyk :06/10/26 21 26 25 ID iwjqS4zw 「痴女と痴漢 郁美の場合」8 しばらくふたりは黙っていた。 「すいませんでした……・」 「何ですか?」 「……今朝はすいませんでした……」 「今朝だけじゃないでしょ?」 「はい……」 三宅はもぞもぞと話し出した。 2週間くらい前の電車で居眠りをした郁美によりかかられて 一目ぼれしたこと。それから尾行して、乗り降りの駅や時間帯を 調べたこと。我慢できず、痴漢に及んだこと。 痴漢は今回が初めてで前科はないということ。 「・・その……嫌がるそぶりがないのでついもっとやっていいのかなって ……・」少し顔を上げ、三宅は言った。 「なっ、なにいってんのよ!あなたのやってることは犯罪よ、犯罪。 それで苦しんでる女性はいっぱいいるのよ。その重要性がわかってんの?ねぇ!」 少し図星な郁美は声を荒げた。顔は思わず、火照っている。 言っていることは正論だが、さっきまで上司にフェラしていたノーブラOLが 言うと説得力に欠けるであろう……・。 「すいませんでした.もう二度と二度としません」 泣きそうになった三宅は土下座ををした。 「……・分かったわ。どうせ現行犯じゃないんだし、どうにもできないし。 もう二度としないでね。約束よ。……じゃあ、コピー機見ていただける?」 「はっ、はい。」三宅は工具を持つと、コピー機の前に向かった。 t01-332 名前::INVICTUS ◇.CGB5nvlyk :06/10/26 22 06 39 ID iwjqS4zw 「痴女と痴漢 郁美の場合」9 三宅はコピー機の前のカバーを外した。 「コピーすると、黒い線が入っちゃうんですよ。 クリーナーで磨いても変わんないんです。」 「そうですか……ちょっと拝見しますね。」 郁美はしばらく三宅の背中を眺めていたが、意を決したように接近した。 「どう、大丈夫そうですかぁ?」 「はい・・えーっと・・あっ……」 三宅は思わず声をあげた。接近してきた郁美が後ろから抱きついたのである。 その手は三宅の股間に伸びていた。 「ねぇ……あなたこんな風にしてたのよ・・どう思うの……」 耳元に郁美の息がふりかかり、三宅はピクンと震えた。 「……ええと……」郁美の香水の香りは朝よりも落ちたが、女の匂いと 混じって甘美な物になっている。ズボン越しに股間をなでる手つきは、優しい。 「いやでしょ?」耳元で囁いた郁美は、そのまま耳たぶをなめる。 「ああ……・はっ・・はい……」三宅は全身を熱くした。心臓の高鳴りがものすごい。 「……そうなんだ。一目ぼれした女にされてもいやなの?」 「あ・・いいえ。……そうじゃないです……いや・・えーっと・・」 郁美は笑みを浮かべた。「ふふ、可愛いわね……・ねぇ……今朝の私はどうだった?」 「はい……す……素敵でした」「どのへんが?」 郁美はゆっくりスーツのボタンを外した。そして、Yシャツだけになる。 膨らんだ胸部には布地越しに、乳房の輪郭がはっきり浮かび上がっている。 郁美は三宅の手をとり、胸を撫でるように触らせた。 「たしかにね……あなたの触り方にはちょっと感じちゃったわ。 だから私は許してあげる。でも他の女性には絶対だめよ。いい?」 「・・はい、絶対しません」郁美は三宅の手を離した。 三宅はすこし戸惑った後、胸に当てた手を自ら動かし始める。 郁美はそのまま好きにさせた。シャツがこすれる音がする。 「あん……」三宅の指はソフトに硬くなった乳首をつまんだ。 「上手ね……ほんと……ねぇ……今朝の続きをしてみて……」 「はい……」三宅の頭は高ぶりすぎて混沌としていた。声は上ずっている。 郁美はいたずらっぽい笑みを浮かべ、後ろを向いた。 t01-333 名前::INVICTUS ◇.CGB5nvlyk :06/10/26 22 23 42 ID iwjqS4zw 「痴女と痴漢 郁美の場合」10 三宅は、郁美を背後から抱きすくめた。郁美は首を傾ける。 三宅は郁美のYシャツのボタンを外してゆく。 すぐさま乳房があらわになった。乳首は硬く起っている。 優しく揉んだあと、乳首をはじき、指先でしごいた。 片手はスカートの奥に伸びている。 太ももは開かれ、股への侵入を拒まなかった。 パンティはすでに愛液で湿っていた。指が陰部の肉ビラをとらえる。 そこから指使いはソフトになった。伸縮している。すぐに膣穴をさぐった。 しかし指はいれず、陰部全体を押すように指を動かした。 郁美の呼吸に合わせてである。あきらかに愛液の分泌は増した。 「あっ……ああ・・」郁美の口からあえぎ声が漏れ始める。 ここでも声を抑えなければならない。電車内と同じかそれ以上のスリルがある。 興奮に体は震えていた。首筋の動脈がドクドクしている。 「あっ……ふ・・あああ・・んんんん・・」 郁美の声は段々小さく切なそうになっていった。 我慢できず、郁美は振り返った。二人の唇が重なる。すぐさま舌をからめあった。 唾液の混じる音が淫靡に響く。「・・ん・・ねぇきて……」 t01-334 名前::INVICTUS ◇.CGB5nvlyk :06/10/26 22 48 34 ID iwjqS4zw 「痴女と痴漢 郁美の場合」11 三宅はそのままデスクの上に郁美を横たえた。 そして張りのある胸に顔をうずめた。乳首を口に含みもてあそぶ。 陶酔した郁美の表情を見て、軽く乳首をかんでみる。「あん・・もう・・」 そのまま顔を舌へ動かし、へそ周りをなめる。服は脱がさなかった。 いつ誰が入ってきても言いようにだ。そしてスカートの中に顔をいれた。 そこは淫靡な熱気に満ちていた。香水やボディソープでは隠せない女の匂いがする。 発情臭といってもよいだろう。舌でパンティをずらし、郁美の陰部をなめ始めた。 クリトリスははれぼったく肥大していた。したたる愛液が、三宅の鼻先を濡らす。 「あああ・・あああっ・・ああ」必死で歯噛みをし郁美は快感の渦に耐えた。 太ももにはさまれ、三宅は必死に舌を動かした。すでに一回三宅は射精している。 しかし、すぐにペニスは元の硬さを取り戻した。脳の芯まで燃えていた 「今度は、私が、してあげる・・」 三宅はベルトを外し、ペニスをつかみ出した。郁美はその前にしゃがみこむ。 大きい。黒く、硬い。ビンと急角度で突き上がっている。 郁美はくわえこんだ。まとわりついたザーメンを丁寧になめる。裏筋から舌を降ろし、 玉袋もやわやわと口内で摩擦した。唾液とザーメンの混ざる音が響く。 上目つかいでねっとり奉仕する郁美の髪を、三宅はなで上げた。 これ以上しゃぶったら出てしまいそうだ。郁美は力のみなぎったペニスから 口を離した。そして背をむけ、パンティをおろした。「さあ・・いらっしゃい。」 t01-336 名前::INVICTUS ◇.CGB5nvlyk :06/10/26 23 19 24 ID iwjqS4zw 「痴女と痴漢 郁美の場合」12 「あっ・・んんんん」 バックから三宅は挿入した。ねじ込むといったほうがいいかもしれない。 腰を動かし始める。引かれるたびに、郁美の膣から全身に電気が走った。 パンパンと尻の肉を打つ音が響いた。挿入の速度は増してゆく。 三宅の手はしっかり郁美の腰を掴み、強いストロークをおくった。 「あああん・・あああああっ・・あああ」 郁美は叫んだ。もう周りの事はどうでもよかった。意識が朦朧としている。 「い・・いきます・・で・・る」そううめいた三宅は突如ペニスを引き抜いた。 その瞬間郁美はいった。体を浮遊感が包む。次の瞬間、三宅のペニスから溶岩のように ザーメンが飛び出した。白いゼラチン状の液体が床に飛び散る。 「んんん……出しちゃった?もう……後でお掃除してくださいね。」 そういいながらも、郁美は三宅のペニスに舌を這わせしっかりと清め始めた・・。 「あ、ありがとうございます。本当にうれしかったです。」 掃除も終え、コピー機も修理した三宅は笑顔で言った。 「私も気持ちよかったわ。でも私以外の女性にはだめよ。」 「はい。分かりました。」 「ふふ、ねぇ……明日もおんなじ電車に乗るつもり」 「……はい・・一応」 「じゃあ……明日はノーパンで乗ってあげようかしらね……」 「……え・・う、うれしいですけど……」 「けど?」「ぼ、・・ぼくはパンティが好きで・・」 「はは、もう変態ね。まぁ、私もそうだけど。じゃあヒモパンはいてあげるわ。 脱がしてみてね」「はい・・が、がんばります」「もう、ばかね、ふふ」 ひとしきり笑った後、仕事の話に戻った。 「ええーっと、じゃあ電気系統の修理をしましたんでここに担当者の印鑑お願いします。 あ、それと一応試し刷りをお願いします。なにかご不要な紙はありますか?」 「そうね…………・あ・そうだ・・いいこと思いついた」 15分後、三宅は会社を出た。顔には満面の笑みを隠し切れない。 郁美の試し刷りをした用紙はしっかりかばんの奥にしまわれている。 そこに写っているもの……・それは郁美がコピー機にまたがって刷った マンコであった。 (以上です。最後のあたりは馬鹿ですね。ありがとうございました。)